10月17日~20日の出来事

Twitterからいなくなっていた間、何があったのか、ちょっと此処に書いておく。


10月17日。

作業所から帰ってきて、諸々の用事を済ませた後、ふと「死のう」と思って、処方されていた精神薬を100錠くらい飲む(冷静に考えれば、この量じゃ死ねないんだけども、この時は死ねるかなあと思っていた)。

そのまま意識がなくなって、目が醒めたら18日の夜20時半頃だった。


10月18日、夜。

どういう訳か、下半身の激痛があり、動けず。幻聴、幻覚が酷い。自分の声で笑い声や、何か言っているのが聴こえてくる(今ではあんまり覚えてないけど)。幻覚は芋虫やゴキブリみたいな変な虫が這っているのが見えたり、壁の染みなどが動いて見えたり、視界の端で何か白い物がひらひらすのが見えていた。

とにかく動けないし、躰の震えや眩暈もあって、そのまま寝てしまう。ずっとうつらうつらして、朝を迎える。


10月19日。

昼間は確か、お友達とLINEしたり、通話までしてて、何か元気だった。気持ち的には……おそらくあれも、薬の影響で頭が変になってたんだと思う。

18時半頃、友人に電話して、病院に連れて行ってほしいとお願いする。足が痛くて痛くて、どうにもならなかったので。自業自得だけど。

友人に言われた通りに市内の大きな病院に電話をかけるも、どこも受け入れ拒否。市外の医療センターが唯一受け入れてくれたので、友人の車で向かう。

医療センターに着いたのは20時半か21時頃だったかな。歩けないので車椅子移動。問診票を書いて、検温。37.2℃の微熱があった。

30分以上待って、漸く診察。

意識も受け答えもしっかりしていたので、医師も大したことないだろう、という態度で、私も病院に来なくても良かったかも? と思いながら、血液検査と心電図をとる。

結果が出たのは一時間後。

検査の結果に、当直の医師達が大慌て。とんでもない結果が出てしまった。


CV値というのがあるのだけど、正常値は40~160のところ、私の場合、11000以上あったのだ。これは大量服薬したせいで、筋肉がとけて壊れた筋肉細胞が異常に血液の中に増えたせい。足が痛いのも、筋肉がとけたせいだったのだ。これを放置しておくと、腎臓が詰まって最悪の場合、透析になること。

医師からは今すぐ入院が必要だが、現時点でベッドに空きがないとのことで、待合室で点滴を開始。一度に500mlの点滴を2本、凄い速さで落としていく。とにかくCV値をさげるには大量に水分をとるしかなく、点滴しながらお茶を2L飲む。点滴終わったなあと思ったら、もう一本追加。点滴3本終えて、家にひとりにしない方がいいとの医師の判断で、友人の家に泊まることに。病院を出たのは午前3時半すぎで、友人宅に着いたのは朝の5時半。


10月20日。

朝一で医療センターへ。友人も寝ないで私に付き添う(あと旦那さんも)。

そこで再度、採血して検査。まだ微熱があった。

CV値は点滴と大量の水分を摂ったことで9000くらいまで下がっていた。内科的には入院の必要はないとのこと。しかし、何時も通っているクリニックの先生にも相談するように言われる。紹介状を貰って、クリニックに電話。クリニックは午前中でしまってしまうのだけど、何とかお願いして診て貰う。

先生に事情を簡単に説明する。身の回りのことが何も出来ないのもあって、入院が決まる。

(医療センターで私を診察した医師が主治医の知り合い(後輩?)らしく、紹介状見ながら「しょうがねえな」とぼやいていた。ベッドが空いてないなら、別の病院に送れば良かったのに、とも。確かに……)。

親にも連絡したけど、大分動揺していた(当たり前だけど)。

一時間後には入院する病院に行くようにと言われるが、絶対間に合わない。家に一旦入院の荷物を取りに行くだけでかなり時間がかかってしまう。時間がなさすぎて医療センターの会計もすっ飛ばしてしまったので、16時までには医療センターに戻って清算しなくちゃだしで、私は頭が混乱してました。結局、お会計は友人にお願いしたけど(あ、診察券返してもらってないや)。


車を飛ばして、荷造りも友人に手伝って15時40分、入院先のS病院に到着(実は6年前も此処に入院していた)。

友人と別れて、担当のI先生の診察。この時、初めてぼろぼろ泣いた。何がどんなふうに辛かったのか、漸く理解した。

早い話が、頑張り過ぎて、ぷつんと糸が切れてしまったのでした。


今、これまでの生活を振り返ると、色々無理してたし、ぶっちゃけるなら、まともな生活が出来てなかった。休みの日に、風呂に入れない、洗顔や歯を磨くのも出来ない(ばっちくてすまぬ)、ご飯もまともに食べてない(作業所に行っていた日は一日一食だったし)、家のことも、ちゃんと出来てたのは洗濯くらいで、他は……もう……ね、うん。書きながら、かなりやばい生活してたなあと、自分でもぞっとします。

友人も私の家に入って、めっちゃ驚いてた……「あんなにきちんとしてたのに、どうしたの?って思った」と昨日、電話した時に言ってた。

あまりにも酷い状態だったので、昨日は夜中まで部屋の片付けして、今日もせっせと掃除してましたよ……ちっとは綺麗になったかな。あとは大量の本を整理するのみ……。


今回、入院して思ったのは、ちゃんと生きよう、でした。

(入院中に書いてた日記にも書いてある。真面目に、ちゃんと、生きようって)


また後日書くけど、入院は結構、楽しかったです。色々あったけど。

暫くは自宅療養を言い渡されてるので、のんびりするつもりです。




月睡蓮

椿蓮子による一次創作サイト。小説や個人ペーパー、日記などを置いています。 どうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

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