遺書

Twitterでもちょこちょこ告知・宣伝しているけれど、現在『遺書』をテーマにしたアンソロジーを作っている。大分形になってきて、編集作業も大詰め。早く本の形で手元に欲しいなあと思いながら、日々作業をしている。


その昔、私も遺書らしきものを書いたなあ、とふと思い出した。

あの時は本当に死ぬつもりで手紙を書いて友人に送った。


初めて自殺をしようとした時は、真夜中に親友にメールを送った。

(そうしたら家電に電話がかかってきてしまって、親に発見されてそのまま救急車で病院送りに。そこで受けた胃洗浄の苦しさよ……いや、自業自得だが)


友人に手紙を書いて送ったのは自殺企図n回目の時で、遺書を書くのは2回目だった。内容的には、多分今までのお礼的なことを書いた気がする。

まあ、見事に失敗して、その折りに精神病院に入院したのだが、結構快適だったので、たまーにまた入院したい……とかって思ってしまうダメ人間。

入院すると洗濯以外はすることがないので……ご飯は勝手に出て来るし、病院のスタッフさんも、同室の人もみんな良い人で、楽しかったのです。お風呂は毎日は入れなかったけど。ご飯もそこそこ美味しかったし。

ただ、謎だったのは、ある日の昼ご飯で、焼きそばとあんパンが同時に出た事。あの献立は謎過ぎて笑ってしまった。


それはさておき。


何度も自殺未遂を繰り返しているけれど、遺書を書いたのはその2回だけだ。


今のところ死にたい気持ちが大分無くなってるので、自殺するつもりはないけれど(私にしてはかなりの進歩)、もし遺書を書くなら、誰に、なんて書くだろう?


やっぱりずっと仲良くしている友達に向けて、だろうか。


今までどうもありがとう。


昔書いたみたいな、結構素っ気ない遺書になりそう。


死に方は何ですかね。飛び降りですかね。死ぬ気はないけど。今のところは。


でも、遺書を書く練習をするのは良いかもしれない。いつかのために。







月睡蓮

椿蓮子による一次創作サイト。小説や個人ペーパー、日記などを置いています。 どうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

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