人間は樹から落ちる。

４月に応募した大藪春彦新人賞、見事落選。作品を何かの公募に出すのは今回が３回目だったけれど、やはり公募は狭き門。大藪春彦新人賞、全部で240作の応募があったそう。今年は倍率が高いだろうな～と思っていたけど、そうでもなかった……気がする。

昨日、応募した作品を何となく読み返していたけれど、キャラクターの関係性の描写が浅い、またキャラクターが作り込めていないなと痛感した。もっとその辺を書き込めば良かったなあと反省。

創作をしている他の人はどうしているのか分からないけれど、私の場合、キャラクターから創らずに先にストーリーがあって、それに合わせてキャラクターを創っていくスタイル。カレーを作るから必要な材料を揃えましょうって感じで。

前々から自覚していたけれど、キャラクター作りが下手くそ。一応、あれこれ考えてメモするけれど足りないんだろうな。どんなキャラクターなのかをきちんと作り込まないとキャラクター達の関係性もスカスカになってしまう訳で。創作する上で私の一番の課題はそこかなあと改めて思った。

落選してしまったのは残念だけど、でも書くことは諦めたくない。

先日、久し振りに短い話を書いてて凄く楽しかった（しかも初の百合のR18。ピクトグランドにupしてみた）。やっぱり何だかんだで小説書くのが好きなんだなあと思った。

商業作家になれなくても良いから、これからも何かは書いていきたい。今は発表できる場が沢山あるし、作ろうと思えば同人誌も作れるし。自分が書きたいように書いていけたら、それで満足かな。できれば色々な人に見て貰いたい気持ちはあるけれど、でもその辺はあんまり望んでもしょうがない部分だから、考えない。

昔、友達に「蓮子さんの小説は熱狂的に好きな人と徹底的に嫌いな人とに分かれると思う」と言われたことがあって、案外当たってるかも、と思ったり。今回応募した作品は百合×SMだし。SMの部分はもっと色々書けば良かったなあと思うくらいしょぼいけど。まあ、これもそのうちリベンジしようかな（また書くんかい）。

またそのうち何か書ければ良いな。

漢字検定の勉強しつつ、読書もしながら。

この間、まとめて本を色々買ってしまったので積読本が600冊超えそう。私、いつ読むんですかね、600冊の積読本……暫く本を買うのを自粛せねば……（と言いつつ、きっと何か買ってる）。