1700冊
今日読了した本で、読書メーターに記録を始めてから1700冊読み終えた。9年かけての累計冊数である。読んだページ数は445269ページ。
読書メーターの登録日は2013年6月29日。なのだが、実はその前にも読書メーターは利用していて、一度アカウントを削除している。それを含めたらもっと膨大な数の読了数になっているはずなのだが、生憎、前アカウントでどのくらい読了していたのか記憶にない。
2013年6月29日~2014年6月28日 192冊
2014年6月29日~2015年6月28日 155冊
2015年6月29日~2016年6月28日 300冊
2016年6月29日~2017年6月28日 251冊
2017年6月29日~2018年6月28日 186冊
2018年6月29日~2019年6月28日 94冊
2019年6月29日~2020年6月28日 156冊
2020年6月29日~2021年6月28日 126冊
2021年6月29日~2022年6月28日 208冊
一年ごとにまとめるとこのようになる。
2017年頃までは、今よりずっと現代文学のベストセラーを読むことがわりと多くて図書館であれこれ借りて読んでいたけれど、2018年あたりからは古典や名作を読む割合がぐっと増えた。二十歳頃もそういう傾向があって、夏目漱石、三島由紀夫、太宰治、宮沢賢治などを新潮文庫で手あたり次第に買って読んでいた(この時から私の新潮文庫への揺るがない信仰が始まった)。
年を経て改めて読んでみると、文豪たちの作品の凄さに圧倒された。二十歳の自分は何にも解かってはいなかったのだと痛感した。……今でも作品を理解しているかと問われれば頗るあやしいけれども。解からなくても、手が届かなくても、別に良いと思っている。今は、まだ。
それよりも、その作品が好きだという気持ち、解からないことを解りたいという気持ちの方がはるかに大事だと思うのだ。解からないことを解りたい、知りたいと思う気持ちはこれからも大切にしていきたい。私が本を読む原動力でもあるから。
本を読むことは、私にとって娯楽でもあるし、知的好奇心を満たす行為でもある。何かを知ることは純粋に楽しい。未知の世界を覗くと「こんな世界があるのだなあ!」と新鮮な気分になる。中学生の頃は勉強が厭で厭でたまらなかったのに。なんせ、授業中にこっそり本を読んでいたくらいだし(当時はコバルト文庫などのラノベや漫画ばかり読んでた)。テストの点数もそれはそれは悲惨で、国語ですら赤点レベルだった。しょーもない。
人は変われば変わるものだなあとつくづく思う。あんなに勉強嫌いだった私が、今は何かを勉強したくてうずうずしているのだから。
Twitterの方にも書いたけれども、手始めに漢字検定を受けようかなと、ひとまずスマホにアプリを入れてみた。これが結構、楽しい。いずれテキスト買うつもり。受検するのは準一級。漢字検定はこれが初めての挑戦だ。受検日は来年の2月だから、今から少しずつ勉強すれば合格するのではないかな、と。
何かの検定試験を受けるのは高校以来だ。商業高校に通っていたので、いくつか資格は持っているけれど、今同じ試験受けても落ちる予感しかない。
それはさておき。
読書家という言葉があるけれども、これはどのくらいの量の本を読めば読書家だといえるのだろう。1000冊、2000冊、5000冊、それとも10000冊? 明確な定義はないだろうけれど、気になっていることの一つではある。
憧れの読書家さんがいるので、私も読書家になりたいな……と思ったり。
そういえば、以前、私が書いた小説を読んでくださった方から「本を沢山読んでいる人の文章」だとお褒めの言葉を頂いたことがある。これを聞いた時に「今まで読んできた本は確実に私の血肉になっているのだなあ」と嬉しく思った。
これからも楽しみながら色々な本を読んでいきたいな。
目指せ、読了10000冊!
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